10/17(土) うつわ沼/さつまいも、中華丼定食

 
 
 
 
 

早朝にレンチンした芋を食った後寝入ってしまって結局開店ギリギリに起床。雨が降っていてとてつもなく寒い。土曜とはいえこんな天気の日に誰が来んねん、と思っていたら開店してすぐに来客あり。通算三度目の来店となる方で、最初はおひとりで、次は友達連れで、そして今日はまた別のお友達を伴って来てくれた。お友達が買い物してくれた。こういう人をロイヤルカスタマーと言うのかな?ありがたすぎる。このまま周囲を巻き込みながら常連になってくれないかしら。この人は元々うつわが好きで集めている方なので”うつわ沼”には浸かりきっている状態なわけだけど、そこから更にうちの店に惹きつけるにはどうすればよいのだろう。

雨が一層強くなるなか次の来客あり。またもや通算三度目のお客さんで、この人は最初から一人で通ってくれている。しかも(わたしの記憶が確かなら)元々はそこまで作家ものの食器に親しんできたわけではなく、うちの店がうつわデビュー戦とかだった気がする。現に最初は皿を、次は飯茶碗や小鉢を、そして今日はマグカップを買ってくれて、徐々に食器を一揃えされようとしているのが伺える。着実にうつわ沼に沈んでいっている様子で非常に好ましい。この方も間違いなくロイヤル級だ。逃したくないが、さてさて、やっぱりどうすれば…?

それにしても開業してようやくひと月が経ったという時点ですでに2回も3回も来てくれる人がいるのは驚きだ。うつわというものの”沼性”を改めて(そしてある意味客観的に)実感している。こういうお客さんを大事にしたいけれども、だからといって飽きさせないように品揃を頻繁に変えることが正解なのかどうか分かっていない。同時に一見のお客さんも大事にしたいし。というかむしろ当初は埠頭という店名が連想させるように、一期一会の常に新鮮な関係性を志向していたんだけどな。ただ最近は少し考え方が変わってきて、一期一会性はあくまで「作品とお客さん」の関係にかかっていて、出会いの場・集積地としての店は動かずにそこにあるのだから、新たな発見を求めて同じ人が何度も訪れるのもごく自然で望ましいことだと思うようになってきた。なので店内のラインナップが絶えず(緩やかに?)変化していれば同じ人が繰り返し訪れても「作品とお客さんの新しい出会い」は十分に演出できそうだ。常に一見のお客さんに広く門戸を開いておくことと繰り返し訪れる常連に新鮮な発見を提供することはそう矛盾しないだろう。重要なのはきっと変な馴れ合いを持ち込まないことだ。それだけ気をつけてやって行きたい。

f:id:nichijo-ni-ikiru:20201018040157p:plain

早朝に食べた芋。

f:id:nichijo-ni-ikiru:20201018040119p:plain

夕食は近所の町中華の日替わり定食にした。店を出たところで背後から声を掛けられて振り返るとFさんが小走りで駆け寄ってきた。神戸に小旅行に行っていた帰りで、わざわざ土産を持ってきてくれたとのことでありがたく頂戴する。そのまま帰るというので駅まで見送って店に戻った。

f:id:nichijo-ni-ikiru:20201018040458p:plain

生花?をガラス瓶に閉じ込めたオブジェ的なもの。花はアスターで、その花言葉は「変化」。店のテーマにぴったりだ。よく分かってらっしゃる!