ホワイト企業(ただし意欲のある人にとっては)を辞めて

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退職日、仕事着は帰宅してすぐに捨てた

在籍2ヶ月で退職

2019年2月末日をもって会社を辞めました。1月入社だったのでなんと在籍わずか2ヶ月でのフィニッシュです。私は今回の会社も含めて正社員として7社経験してきましたが、今回がダントツの短さとなりました。ただただ限界でした。会社の業務について行けなかったというのもありますが、もはや毎日出社して労働するという行為自体に拒絶反応が出てしまう状態でした。ただその予兆・傾向は随分前から現れていたと思います。

ジョブホッパーのサイクル

短期間で転職を重ねる人、いわゆるジョブホッパーのあるあるだと思いますが、最初の会社が一番在籍期間が長く、転職するにつれどんどん辞めるペースが短くなるという傾向に私もありました。最初の3社こそはそれぞれ2-3年程度働けましたが、直近4社の在籍期間はそれぞれ1年半→1年→10ヶ月→そして今回の2ヶ月です。もうずっと労働することに限界を感じていたのだと思います。しかしそれから目を逸して環境を変えれば何か改善するのではないかと考え転職を重ねてきました。そしてついに箍が外れてしまったのです。

ホワイト企業(ただし意欲のある人にとっては)

これまでとんでもないブラック企業に勤めてきたわけではありません。今回辞めた会社も一般的にはホワイトな会社と言えると思います。少なくとも金銭面においては非管理職の私にも理論年収1,000万円を超えるオファーを出すような会社です。いわゆるメガベンチャーといった雰囲気で、そこそこの安定感がありつつも未だ拡大期の成長スピードを維持しており、社内全体から熱量と勢いを感じました。人の面でも、同僚達は皆有能なリア充ばかりで、それゆえ精神的に余裕があり非常に協力的で優しく、仕事に対するモチベーションも総じて高く意欲的に労働を楽しんでいるように見えました。

意欲が無いやつが入ると死ぬ

そんな雰囲気にまったく着いていけませんでした。なぜそんなにもやる気を持って仕事できるのだろうか?ある人は将来的な起業とか明確な目標があって自身の成長のために仕事に取り組んでいたのかもしれません。あるいは別の人は家族により良い暮らしをもたらすために励んでいたのかもしれません。私にはそういったモチベーションの源泉みたいなものがありません。そんな状態で10年以上労働してこれたのがむしろ奇跡的な現象だったのではないか。そして今回ついに、労働に対するすべての意欲が失われているのをはっきりと自覚してしまったのです。業務時間中に何も手がつかず、家に帰っても仕事のことを考えると精神がぐらぐらして、心の底からもうダメだと感じました。

退職とこれから

退職手続きはあっけなく進みました。入社1ヶ月で社内の評価はずいぶん下がっていましたから、たいした引き止めもありませんでした。しかしここまで短期間で辞める人間は珍しいようで、直接の上司は見えないところでは結構悲しんでいたようです。申し訳ないことをしました。今後、おそらくもう会社組織で働くことは難しいでしょう。少しのバイトでなんとか食いつないでいくしかないのかなと思っています。幸い蓄えはそれなりにあるので、まずは無職を満喫したいと考えています。

日系ホワイト企業の幻想

ところで、私のように意欲のない人間でも、日系の大企業の中では労働者として生きていけるのだろうか?ということは思ったりします。日系大企業についてよく聞く話、つまり年功序列・手厚い福利厚生・よほどのことがなければ首にならない安定感、そうした環境の中で指示された仕事を淡々とこなして9時17時で年収600万みたいな世界がどこかにあるのでしょうか?私は日系ベンチャーと外資系企業しか経験がないので本当のところは分からないのですが、もしかしたらこんな自分でも快適に生きていく道があったのかなあ、などとたまに妄想するのです。まあ職歴ボロボロの自分がそんな会社に入るには生まれ変わる他ないのですが。